プロフィール
1986年米カリフォルニア州ロサンゼルスに生まれる。
生後6カ月の時に父を亡くし帰国。引き取り手となった祖父も、その1年後に他界。兵庫県西宮市にて開業医を営んでいた祖父の空っぽとなった診療所跡で祖母、母、大叔母といった女系家族に囲まれ、のんびりとした幼少期を過ごす。
(このような環境で育ったこともあり、人の「死」というものについて考える時間は、同年代の子供より多かったように感じます。自然と、将来は医療に携わることになるだろうと思っていました。)
報徳学園高校吹奏楽部にてTromboneという魔法の筒と運命的な出会いをし、大阪音楽大学に進学。呉信一、岡本哲の各氏に師事する。在学中は京都市ジュニアオーケストラ(1期~4期)、大津ユースオーケストラといった楽団に所属。また、自身が立ち上げた吹奏楽団「フォルテBrass」では指揮を担当。大阪音大を中心に関西の各音大からの有志で構成された当団の卒業メンバーは、現在日本各地の主要オーケストラ・吹奏楽団の演奏者として活躍している。(この時の出会いは、僕の音楽人生最大の財産です。)
卒業後、演奏活動を継続する傍ら、兵庫県音楽療法士の資格を取得。その学びの過程で、幼いころから抱き続けていた医療への想いが再燃する。
看護師となる決意をし、神奈川県立保健福祉大学看護学科に進学。在学中は(先の決意は何処へやら)湘南でサーフィンに明け暮れる毎日。そんな中、藤沢の大型書店にて偶然手に取った弁護士・伊藤真先生の書籍「勉強法の王道」に感銘を受け、行政書士と看護師のWライセンスを志すこととなる。平成29年度行政書士試験に合格し、同年、看護師国家試験合格。
看護師として、国立精神神経研究センター病院勤務、葛飾区の訪問看護ステーションStart Upメンバーを経験し2022年12月株式会社Beingを起業。
メッセージ
「患者」という言葉は、心に串が刺さった者、という意味があるそうです。その串を抜いてあげる為には、医療以外の視点からのアプローチも必要なのではないかと考えていました。葛飾区における地域医療の経験からも、ケアと予防法務は切っても切れない関係にあると実感しています。
例えば、この超高齢社会において、認知症の方の財産管理や、相続を見据えた意思決定支援といった後見業務のニーズはますます高まっていくことでしょう。
法律資格を有した看護師として、「この地域で出会う人々に、一体自分は何ができるだろうか?」と、日々自問自答しながら、今日も明日も元気にこの街を走り回りたいと思っています。