TSUKASA訪問看護ステーション

TSUKASAの想い

十人十色の人生、
その「いつも」に「つきあい」「よりそい」「支え」となりたい


目標とするケア

TSUKASA訪問看護ステーションは、神奈川県立保健福祉大学看護学科の卒業生3名でスタートしました。
本学の使命でもある「ヒューマンサービス」の理念のもと、職種横断的な協調支援を、ここ日吉という地域で実践します。

調和のとれたケア

職種横断的な協調支援を目指します。
様々な疾患、社会的課題、価値観。ご利用者の抱える問題はまさに十人十色といえます。こうした問題や課題を解決していくためには、看護師というひとつの専門性だけでは力不足であり、多職種の専門性をかけあわしていく必要があると考えます。
スタッフ個々人の専門性や得意分野にとらわれることなく、チームでの広い視野を持ってご利用者を支えていきます。

創造(想像)的なケア

ご利用者固有のニーズを汲み取るために想像力を働かせ、より良い生活を創造していく支援を目指します。
「どのように生きたいか?」と、自身の人生を直視しなければならない難しい局面に立たされた時、選択肢の幅は救いとなります。
私たち専門家が、意思決定のための選択肢を提示して、ご利用者、ご家族の望む生活に少しでも近づくことができるようサポートします。

日常(いつも)につながるケア

医療者側から見た正しい提案も、それがご利用者の日常に落とし込んでいくことができなければ、その方の生き方を支えたとはいえません。治療のための情報提供や生活指示に留まることなく、本人の希望と専門家の提案との妥協点を探りつつ、よりよい日常を保つための関わりを持ち続けます。

代表からのメッセージ

That you are a kind man. That you care very much for people.
不朽の名作『レナードの朝』の劇中、「どのように人に接してよいのかわからない」と胸の内を吐露するセイヤー医師(ロビン・ウィリアムズ)に対して、患者のレナード(ロバート・デ・ニーロ)はこう答えます。「あなたは人を愛している」。
とりわけ好きなシーンのひとつです。

この映画では『昨日までとは違う自分になってしまうことへの喜びや期待、その裏側にある畏れと不安』が描かれていると思います。

時に、病気や医療は人を変えてしまいます。ホメオスタシス(生体恒常性)を保てなくなること、それが病気の本質だからです。よくなるための治療も『変化』という側面では同じです。
病気のせいでも治療のせいでも、大好きだった天麩羅が食べられなくなってしまうことがありますよね。

昨日も今日も明日も同じ毎日が続いていくと、漠然と、ある意味では盲目的に信じることができるからこそ、人は安心して日々の生活を送ることができるのだろうと思います。

疾患の進行や治療の過程において、表面上はどんなに変わってしまっても、「これだけは変えたくない」という想いや態度こそが、その人固有の『人生』なのでしょう。

変わってしまったあなたの変わらぬ毎日を生きるお手伝いができますように。
私たちの掌(つかさ)の技が、その一助になれば幸いです。

皆さまにお会いできる日を心より楽しみにしております。

株式会社Being 代表取締役
神奈川県立保健福祉大学卒業(看護師)
平成29年度 行政書士試験合格(未登録)
饗庭 康太朗